研究
1.バイオメカニクスを基盤とした新しい矯正歯科治療法の確立
2.CBCT・MRI・光学スキャン等を用いた3次元データの臨床応用
3.超音波診断装置を用いた口腔周囲筋質に関連する機能的診断法の創出
4.顎変形症・先天性疾患における咬合異常の解析とその治療法の確立
5.矯正歯科領域における顎関節疾患の発症要因と治療法の確立
6.スポーツ医科学を応用した咬合と全身との関連性の探索および臨床への展開
研究活動とコンセプト
当講座における研究の目標は、いかに科学的に矯正臨床における諸問題を解決するかの一点にあります。
そのためには、生体力学や分子生物学などの歯科矯正学以外の様々な領域における先端的技術を積極的に導入することによって、より高度な診断技術と治療方法を開発していかなければなりません。
そして、それぞれの研究は、「ヒトという生物における咀嚼の意味」および「顎顔面領域の健全性」という大きな観点から、 常に検証されるべきであると考えます。